株式会社Aquestの音声合成エンジンAquesTalkを使ったRTCです.
AquesTalkとは
AquesTalkを使うRTコンポーネントです.
InPortに日本語文字列(SHIFT-JIS)を送信すると,読み上げます.
表音文字列を使う場合は,別途AquesTalkのマニュアルを参照してください.
AquesTalk: http://www.a-quest.com/products/aquestalk.html
LGPL(添付)とします.
ただし,AquesTalk.dll, AquesTalkD.dll, AquesTalkDa.dll AquesTalkDaD.dllおよびincファイル内のインクルードファイルの使用条件はAquesTalkライブラリの配布条件(添付のAqlicense.txt)に従ってください.
AquesTalkは株式会社Aquestの登録商標です.
Aquest: http://www.a-quest.com
インストーラ:
AquesTalkSetup_v004
ソースコード:
AquesTalkRTCv004
1. OpenRTM-aistのインストール
OpenRTM-aist C++ 1.0 Release版をインストールします.
2. ダウンロードからAquesTalkRTCをダウンロードします.
3a. インストーラをダウンロードした場合はインストーラを実行します.
3b. ソースコードからインストールする場合は,Visual C++ 2008(VC2008)が必要です.
3b.1. VC2008をインストールします.
3b.2. 展開したフォルダ内のcopyprops.batを実行します.
3b.3. AquesTalk_vc9.slnファイルをVC2008で開きます.
3b.4. 構成を「Release」にしてビルドします.
3b.4. binフォルダ内に必要なバイナリがあります.
ファイルの説明
インストールされたファイルは以下の通りです.
AquesTalk.dll, AquesTalkDa.dll
AquesTalk本体です.下記のAquesTalkRTCと同じフォルダに入れる必要があります.
AquesTalkRTC.dll
AquesTalkを使うためのRTCの本体です.
AquesTalkRTCComp.exe
AquesTalkRTCをロードする実行ファイルです.これを使えばすぐにRTCを試せます.
AquesTalkTest.dll
テスト用のRTCの本体です.
AquesTalkTestComp.exe
AquesTalkTest.dllをロードする実行ファイルです.
rtc.conf
RTCの状態を設定する設定ファイルです.
初めてのAquesTalk
Start Naming Service
OpenRTM-aist C++版をインストールしてください.
インストール後は,スタートメニューから「OpenRTM-aist」>「C++」>「tools」>「Start Naming Service」と選択してネームサービスを起動します.
RT System Editorの実行
スタートメニューから「OpenRTM-aist」>「C++」>「tools」>「RT System Editor」と選択してSystem Editorを起動します.
AquesTalkおよびTestの実行
インストーラを使った場合は,スタートメニューから,ソースからコンパイルした方はbinフォルダの,AquesTalkRTCComp.exeとAquesTalkTestComp.exeを実行します.
System Editorでのシステムの構築
System Editorを使って,AquesTalkとAquesTalkTestを表示します.
必要なポートを接続します.
Activate
すべてのRTCをActiveにします.するとダイアログが開きます.
ダイアログに表音文字列を代入すれば,しゃべります.